内藤舞亜ちゃんは僕の何なのかというお話
ハピメアが好きです。
パープルソフトウェアのゲームが好き?
違わなくはないが。
克先生の絵が好き?
違わなくはないが。
森崎先生のシナリオが好き?
違わなくはないが。
「森崎先生が企画段階から作り、克先生が絵を当てたハピメア」が好きなのです。
「夢」と「童話」という使い古されたネタながら、他に類を見ないあの耽美な世界観!いや、forestなんかで見たことあるかもしれないけど。
透はFDで悪夢と決別しましたが、僕は未だに舞亜の夢を見ます。人気投票で舞亜が1位になったことが、いかに「お兄ちゃん」たちを夢に捉えて離さないかの証左でしょう。彼女はあまりにも…そう、あまりにも魅力的すぎた。
妹として?
もちろん。彼女ほど僕のことを想ってくれた人はいない。
パートナーとして?
もちろん。いつまでも甘えた僕を導いてくれるのは、彼女を置いて他にいません。
女性として?
いいえ。愛らしく悪戯な瞳、他のヒロインに嫉妬さえしてみせる慎ましく、それでいて美しい肉体、いかに彼女がそれを持とうとも、妹に欲情する人間がありましょうか?透くんはしてましたが。
しかしどれほど我々が望んでも、舞亜は現実には現れない。それが我々のためにならないと彼女が信じているからです。決して我々の妄想がすぎるからとか、彼女が所詮キャラクターに過ぎないとか、そういうことではない。彼女は「お兄ちゃん」のためにならないことはしない。そういう存在です。
そして彼女は我々の、いや僕の心に、心の中にのみ存在し得る。それが僕のためになると信じてくれるから。
気持ち悪くて結構、少なくとも僕が、僕自身が、心に舞亜がいることで救われた以上、僕には舞亜が必要なのです。なぜなら、舞亜は僕の妹なのですから。
おわりだよ〜